薬剤師の仕事内容

新人薬剤師はみんな悩む?あるある5選!

新人として仕事を始めてみて、学生時代には想像もできなかった悩みに不安を感じていませんか?

「せっかく薬剤師になれたのに、自分だけこんなに悩んでいるのでは」と憂うつに感じているかもしれません。

しかし、新人で悩みを抱えているのはあなただけではありません。

今回は、そんな薬剤師になりたての新人のうちに誰もが悩む事をまとめてみました。

悩んでいるのはあなただけではない、みんな同じなんだから頑張ろうと感じてもらえたら幸いです。

あるある①国家試験終了後、遊びすぎて色々忘れる

薬学生にとって国家試験は人生で一番険しい山です。

長い期間に渡りひたすら勉強、不安に駆られ更に勉強、勉強漬けの日々です。

そんな生活が終わったのですから、就職までの1ヶ月間は皆さん羽を伸ばして遊びまくったのではないのでしょうか。

そうして過ごした後、4月に仕事開始。

びっくりするぐらい知識が抜けています。

薬の名前を聞いても薬理作用がすぐに出てこない自分に絶望するでしょう。

ただ、1ヶ月遊び続けた自分を後悔してはいけません。

仕事が始まってしまうと長期の休みを取るのは難しくなるからです。

遊んだ1ヶ月間はエネルギーチャージの時間だったんだとポジティブに捉えて、新社会人生活を過ごしてください。

知識はお気に入りの参考書や教科書は捨てずにとっておいて、仕事で分からないことがあった時に見返すと良いでしょう。

あるある②気軽に話せる人が近くにいない

学生時代は学校に行けば、気心知れた同い年の友人がいましたよね。

どんなに小さな悩みや勉強で分からないことなど気軽に話せたでしょう。

今の環境はいかがですか?

忙しそうにしている先輩、なんだか取っつきにくい上司、嫌味ったらしいお局薬剤師。

新しい環境での悩みや、仕事で分からない事はたくさんあるはずです。

しかし、気軽に話せる人は近くにおらず、悶々としているのではないでしょうか。

そもそも先輩や上司に対しては、年上というだけで壁を作ってしまうものです。

その上、新人で出来ることも少なく、教えてもらうのに相手の時間を取らせてしまうと思うと一層気を遣ってしまいますよね。

ですが、考えてみてください。

今は立派に仕事をこなしている先輩達も、みんな始めは新人だったのです。

今のあなたと同じように、慣れない環境の中、同じようなことで悩んでいたのです。

同じ道を通ってきた先輩達は、新人の気持ち、仕事でつまずく所が分かるはずです。

そんな先輩達は「新人だし分からないだろう、教えた方がいいな」という感情が少なからずあります。

ですから、何でも聞いてしまいましょう。

新人の今のうちが何でも聞けるタイミング、分からないことを聞くのは1日でも早い方が良いです。

先輩達は「まだ入って日が浅いから」と快く教えられます。

そして、あなたは悶々とする時間が減ります。

先輩も、かわいい後輩に頼られる事に悪い気はしないですよ!

「新人」というでっかい肩書きを引っ提げて、堂々としていましょう!

あるある③薬の商品名が分からない

薬剤師になりたての時は、薬の一般名と商品名が結びつかず困惑しますよね。

大学で学んだ一般名は名前から薬の作用を予想できますが、知らない商品名を言われたときは何の薬かも想像できないこともあります。

最近は一般名処方が主流になってきて、調剤でのストレスは減りつつあります。

ですが、患者さんやベテラン薬剤師、医師は日常会話で商品名を出してきますから、覚えるに越したことはないのかもしれません。

ちなみに、それぞれの薬のインタビューフォームを見ると、商品名の由来が書いてあるものもあります。

一見関係のなさそうな商品名でも、ダジャレのような付け方をしてる薬もあれば、開発者の強い思いが込められている名前があったりと、ユーモアがあって面白いですよ。

興味があったら、ぜひ見てみてください。

あるある④調剤ミスの多さに絶望する

処方箋の記載通りに薬を集める。

簡単なように見えて、意外と難しいものです。

薬の名前も似ているものがあり、数を数えるのも焦っていると間違えやすいです。

錠剤シートも10錠のものが多いですが、1シート14錠だったり21錠だったり、油断していると12錠のものだったなんてこともあります。

はたまた錠剤かと思いきやカプセル剤だったなんてこともあるでしょう。

初めはミスが多く落ち込むかもしれませんが、次第と少なくなってくるものです。

薬を集め終わったら薬名と規格、錠数を心の中で復唱するなど、マイルールを作るのもおすすめですよ。

人間たるもの、ミスを0にするのは難しいです。

慣れてきたと思っても、常に「自分は間違えているかもしれない」と思い気をつけていきたいものです。

あるある⑤服薬指導で言葉に詰まる

ある程度、調剤業務に慣れてくると服薬指導を任されるようになるかと思います。

しかし、大学で学ぶ薬理作用や副作用を実際に患者さんへ説明するのは難しいところがあります。

専門用語を噛み砕いた言葉に上手く変換できなかったりしますよね。

それに加え患者さんから予想外な質問をされ回答に困ってしまうこともあるでしょう。

先輩薬剤師の服薬指導を見ていると自分がここまでの事をできるようになるのか、不安になることもあるかと思います。

やはり服薬指導には慣れるのが一番なのかもしれません。

できれば積極的に服薬指導に取り組み、分からないことは新人のうちに調べたり先輩に聞いたりして解決していきましょう。

自分の中でも、普段からよく出る薬は説明のシュミレーションしてみると良いでしょう。

新米薬剤師に送る!現役薬剤師が教える服薬指導のススメ

患者さんに寄り添う質の高い薬剤師の服薬指導をする3つのポイント

まとめ

以上、新人薬剤師あるあるでした。

悩んでいるのはあなただけではありません。

先輩も上司も皆、新人の頃は同じことで悩み、成長していきました。

薬剤師は資格取得がゴールではありません。

まだ新人のあなたはスタートラインに立ったばかりです。

一つ一つの悩みにも程よく向き合いながら、薬剤師としてレベルアップしていきましょう!

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